「鉄」の旧字体をスマホやパソコンで使いたいけれど、変換しても出てこない…そんな経験はありませんか?
この記事では、「鉄」の旧字が表示されない理由から、簡単に出すための方法まで、パソコンとスマホ両方に対応して徹底的に解説します。
変換のコツ、文字コード入力、IMEパッドの手書き、さらには辞書登録による効率化まで、実用的な手順をステップごとに紹介。
iPhoneやAndroidなどのスマホでも旧字体を使う方法をカバーしているので、日常的に旧字を使いたい方にも役立つ内容です。
「鉄」の旧字体で困ったら、まずこの記事を見ればOKです。
鉄の旧字体はどんな字?スマホやPCでの表示に困る理由とは

この章では、「鉄」という漢字の旧字体がどのようなものか、そしてなぜスマホやパソコンで表示が難しいのかを詳しく解説します。
まずは、どのような旧字体があるのかを見ていきましょう。
鉄の旧字体は主に3種類ある
「鉄」の旧字体には、いくつかの異体字(字形が異なるが意味は同じ漢字)が存在します。
代表的なものは以下の3つです。
| 旧字体の種類 | 特徴 |
|---|---|
| 「金」+「失」の形(現行の鉄) | 現在最も一般的に使われる字体 |
| 「金」+「矢」 | 「失」の部分が「矢」に置き換わった字で、古い地名などに多い |
| 「金」+「哉」の変形 | 「豆」の一部を含む複雑な形で、一部のフォントや辞書で見られる |
これらの旧字体は、見た目の違いがあるものの、どれも「てつ」と読むことができます。
では、なぜこれらの文字がパソコンやスマホで簡単に出てこないのでしょうか?
スマホ・PCで表示されにくい理由とは
旧字体が表示されにくい最大の理由は、端末に搭載されているフォントと文字コードの制限にあります。
通常、パソコンやスマートフォンでは、JIS(日本工業規格)やUnicodeといった規格に登録されている文字を使って表示します。
ところが、旧字体の一部はこれらの規格の「拡張領域」や「外字」として扱われており、変換や入力だけでは表示できないことが多いのです。
また、OSや使用しているアプリ、フォントの種類によっても、表示されるかどうかが変わってしまいます。
つまり、旧字体を使うにはちょっとした工夫が必要ということですね。
次の章では、実際に「鉄」の旧字体をスマホやPCで表示する具体的な方法を見ていきましょう。
スマホやPCで「鉄」の旧字体を出す3つの方法
この章では、「鉄」の旧字体をスマホやパソコンで表示させるための3つの基本的な方法をご紹介します。
どれも順番に試していけば、きっと目的の文字にたどり着けますよ。
「てつ」と変換するだけで出せる旧字体
まず最初に試してほしいのが、普通に「てつ」と打って変換する方法です。
意外と簡単に、旧字体が候補として出てくることがあります。
| 変換例 | 可能性のある表示 |
|---|---|
| てつ + スペース | 鉄、鐡、鐵(旧字)など |
| 変換候補を最後まで送り、「単漢字…」をクリック | 表示できる文字の幅が拡大 |
ポイントは、変換候補をすべて表示しきること。
「単漢字…」という項目が現れたら、そこをクリックすることで、さらに多くの候補を表示できます。
文字コードを使って入力する方法
変換で出てこない場合は、文字コードを直接入力する方法もあります。
Wordなどのアプリを使えば、文字コードから旧字体を呼び出すことができます。
| 旧字体の種類 | 対応するコード |
|---|---|
| 「矢」の旧字体 | 9243 |
| 「哉」「豆」パターン | 9435、7936、6F44 |
| 「豆」ベースの旧字 | 9421 |
やり方は簡単で、「全角英数」など変換可能なモードでコードを打ち、そのまま F5キー を押すだけです。
たとえば「9243」と入力してF5を押すと、該当する旧字が出てきます。
ただし、Enterを押してしまうと無効になるので注意しましょう。
IMEパッドで手書き入力する方法
変換やコード入力でも見つからないときは、IMEパッドの手書き機能を使ってみましょう。
Windowsなら、タスクバーの「あ」「A」などの文字を右クリック→「IMEパッド」を選択。
出てきたウインドウに普通の「鉄」を手書きし、候補一覧の中に表示される旧字体を探します。
| 操作 | ポイント |
|---|---|
| 「鉄」をマウスで手書き | 書き順もなるべく正確に |
| 右クリック → 異体字の挿入 | 旧字体が表示される |
この方法なら、かなりの確率で目的の旧字を見つけられます。
ただし、「矢」の旧字体は表示されない場合もあるので、その時は手書きから直接選択してください。
変換が面倒なら単語登録で効率化しよう

毎回変換したりコードを調べるのは大変…という方には、単語登録の機能がおすすめです。
一度登録してしまえば、普通の変換と同じ感覚で旧字体を呼び出せるようになります。
単語登録の手順(Windows)
Windowsパソコンでは、以下の手順で簡単に旧字を登録できます。
| ステップ | 操作内容 |
|---|---|
| ① | タスクバーの「あ」「A」などのアイコンを右クリック |
| ② | 「単語の登録」を選択 |
| ③ | 「単語」欄に旧字を貼り付け、「よみ」欄に「てつ」などを入力 |
| ④ | 「登録」ボタンを押して完了 |
登録後は、「閉じる」ボタンでウインドウを閉じてOKです。
なお、単語欄に貼り付ける旧字体は、前章で表示できたものをコピーして使いましょう。
一度登録すれば変換が一発でOKに
登録が完了したら、あとは登録した「読み」で変換するだけ。
たとえば、「てつ」と打って変換すれば、すぐに登録した旧字体が候補に出てきます。
| 読み | 表示される文字 |
|---|---|
| てつ | 鉄(旧字) |
| てつきゅう | 鉄(旧字)球など、自由に組み合わせも可能 |
この方法を使えば、毎回コードや手書きを使う必要がなくなり、大幅に時短できます。
作業の効率化にもつながるので、旧字をよく使う方はぜひ活用してみてください。
スマホでも旧字体を出すことはできる?
パソコンでは工夫次第で旧字体が表示できましたが、スマホでも同じようにできるのでしょうか?
ここでは、iPhoneとAndroidのそれぞれで「鉄」の旧字体を表示させる方法を解説します。
iPhoneで旧字体を出す方法はある?
iPhoneでは、基本的に「てつ」と入力しても旧字体は候補に出てきません。
しかし、辞書登録機能を使うことで、旧字体を出すことが可能です。
| 操作手順 | 説明 |
|---|---|
| ①「設定」アプリを開く | ホーム画面から「設定」をタップ |
| ②「一般」→「キーボード」→「ユーザ辞書」 | 辞書登録画面に進む |
| ③「単語」に旧字体を貼り付け、「よみ」に「てつ」など | これで登録完了 |
Wordやパソコンから旧字体をコピーして、メールやメモアプリ経由でスマホに送って貼り付けましょう。
直接手書きやコード入力はできないため、コピー&ペーストが基本になります。
Androidで旧字体を出す方法は?
Androidスマホも、基本的にはiPhoneと同様に旧字体は標準では変換できません。
ですが、Gboardなどのキーボードアプリには、ユーザー辞書機能があります。
| 手順 | ポイント |
|---|---|
| ①「設定」→「言語と入力」→「キーボード」 | お使いのキーボードアプリを選択 |
| ②「辞書」→「ユーザー辞書」 | 「てつ」で旧字体を登録 |
| ③ 旧字体はPCなどからコピーして貼り付け | 貼り付け元の文字が必要 |
Androidでは、機種やOSのバージョンによって画面が少し異なることがあります。
「単語登録」や「辞書管理」などのキーワードで探してみましょう。
スマホで旧字体を使うには少し工夫が必要ですが、辞書登録を活用すれば日常的に使えるようになります。
まとめ:鉄の旧字体も工夫すれば簡単に出せる

ここまで、「鉄」の旧字体をスマホやパソコンで表示するための方法をいろいろご紹介してきました。
最初は難しそうに思えるかもしれませんが、やり方を知っておけば意外とシンプルです。
| 方法 | 特徴 |
|---|---|
| ① 変換 | 「てつ」で変換して旧字体が出る場合がある |
| ② 文字コード | Wordなどでコードを入力 → F5で変換 |
| ③ IMEパッド | 手書き入力で異体字を探す |
| ④ 単語登録 | 一度登録すれば変換だけで使えるように |
| ⑤ スマホ辞書登録 | PCから旧字体をコピーして登録する |
最もおすすめなのは「単語登録」です。
一度登録しておけば、何度でもスムーズに旧字が使えるので、今後もよく使いたい人にぴったりです。
スマホも辞書登録をすれば、LINEやメールでも旧字体が使えるようになるので、しっかり活用しましょう。
「鉄」だけでなく、他の漢字の旧字体にも応用できる内容ですので、ぜひ他の場面でも活かしてみてくださいね。

