「瀬戸内海」や「広瀬さん」など、身近でよく使われる「瀬」という漢字。
でも、右側が「刀」になっている旧字体の「瀬」を見たことはありませんか?
実はこの旧字体、パソコンやスマホではなかなか出せず困っている方も多いんです。
この記事では、旧字体の「瀬」の正体から、スマホ・PCでの表示方法や効率的な入力テクニックまで、わかりやすく丁寧に解説します。
「あの漢字、出したいのに出ない…」そんなモヤモヤをこの記事で一発解消しましょう。
スマホやPCで「瀬」の旧字体を表示する方法まとめ

「瀬」という漢字、名字や地名でよく見かけますよね。
でも、たまに「貝」の部分が「刀」になっているバージョンを見たことありませんか?
この「瀬」の旧字体、実はパソコンやスマホで出すのがちょっとやっかいなんです。
ここでは、その理由や背景を押さえた上で、どうやって表示・入力すればいいかをまるっと解説していきます。
「瀬」の旧字体ってどんな字?「刀」が入っている?
まずは旧字体の形を見てみましょう。
通常の「瀬」は右側に「貝」がありますが、旧字体ではこの「貝」の上の部分が「刀」になっています。
つまり、見た目としては「貝」→「刀」となっていて、古い文書や名字で使われていることがあります。
これが、なかなか通常の変換では出てこない理由でもあるんです。
| 文字 | 特徴 |
|---|---|
| 瀬(新字体) | 右側が「貝」 |
| 𣶵(旧字体) | 右側が「刀」+「貝」風 |
「瀬」の旧字体はなぜ使われる?名字や歴史との関係
「旧字体」は、かつて標準だった漢字の形。
今では「新字体」が一般的ですが、旧字体は特に名字や家系でのこだわりで使われることが多いです。
たとえば、「広瀬さん」「村瀬さん」など、旧字体の「瀬」が戸籍上で登録されているケースもあります。
このため、履歴書や公的書類で正確に旧字体を使いたいというニーズがあるんですね。
「瀬」の旧字体を表示する基本の3つの方法
旧字体の「瀬」をパソコンやスマホで表示する方法は、主に以下の3つです。
| 方法 | 概要 |
|---|---|
| 変換で表示 | 読み仮名入力で候補から探す |
| 文字コード | コード「7028」で入力(Windows) |
| IMEパッド手書き | 漢字を手書きして異体字を選択 |
この3つの方法については、次章以降でそれぞれ詳しく解説していきます。
どの方法も一長一短なので、自分に合ったやり方を見つけてみてくださいね。
パソコンで「瀬」の旧字体を表示する方法【Windows編】
ここでは、Windowsパソコンを使って「瀬」の旧字体を表示する方法を3つに分けてご紹介します。
いずれも少しコツが必要ですが、覚えておけば意外と簡単に使えるようになりますよ。
方法① 変換機能で旧字体を出す手順
まず試してみたいのが、**通常の変換機能**で旧字体を呼び出す方法です。
手順はとてもシンプルです。
- 「せ」「ひろせ」「たかせ」などの読みを入力する
- 変換キーを押して候補を出す
- 候補の最後にある「単漢字…」をクリックする
- 広がった候補の中に旧字体が出てくるか確認
特に「名字」に使われる場合は、旧字体が優先されるケースもあるので、名字での変換もぜひ試してみてください。
| 変換候補に出やすい名字例 | 読み方 |
|---|---|
| 広瀬 | ひろせ |
| 村瀬 | むらせ |
| 高瀬 | たかせ |
方法② 文字コード「7028」を使った入力方法
変換で出てこないときは、文字コードを使うという手もあります。
旧字体の「瀬」は「Unicode:7028」で表示できます。
- ワードやエクセルで「7028」と入力
- そのまま変換せずに「F5キー」を押す
- 表示された文字一覧から旧字体の「瀬」を選択
注意点は、「7028」と打ったあとにEnterキーを押してはいけないこと。
「変換可能な状態」のままでF5キーを押すのがポイントです。
| 必要操作 | 補足 |
|---|---|
| 7028 → F5 | 直接入力では不可、全角英数で |
方法③ IMEパッド手書き入力の具体的な流れ
どうしても出せないときの最終手段が「IMEパッドの手書き入力」です。
- タスクバーの「あ」または「A」を右クリック
- 「IMEパッド」をクリック
- 表示された手書き欄に「瀬」の字をマウスで描く
- 候補の中から「異体字の挿入」を選択
- 旧字体が出てくるのでクリックして挿入
この方法は少し手間ですが、確実性が高いのがメリットです。
| 手順 | ポイント |
|---|---|
| 手書きで瀬を描く | 正しい書き順で丁寧に |
| 異体字の挿入を選ぶ | 右クリックでメニュー表示 |
スマホで「瀬」の旧字体を入力・表示するには?

パソコンと比べて、スマホでは旧字体の漢字を入力するのが難しくなっています。
でも、まったく方法がないわけではありません。
この章では、スマホで旧字体の「瀬」を表示したいときに使える方法を、iPhone・Android別に解説していきます。
iPhoneとAndroidでの入力可否と回避策
残念ながら、iPhoneやAndroid標準の日本語キーボードでは「瀬」の旧字体は変換できないのが実情です。
通常の「せ」や「ひろせ」などで変換しても、新字体(貝の形)しか表示されません。
ではどうするかというと、以下の方法があります。
| 方法 | ポイント |
|---|---|
| 旧字体をコピーして貼り付ける | 事前にPCなどでコピーしておき、スマホに送信 |
| 外部アプリを使う | 旧字体に対応したフォントアプリや手書きIMEを使う |
特におすすめなのは、パソコンで旧字体の「瀬」をコピーして、LINEやメールで自分宛に送り、それをスマホでコピペする方法です。
LINE・SNSで使いたい場合の対応方法
LINEやTwitter(X)など、SNS上でも旧字体は基本的に入力できませんが、コピペで貼り付けた文字なら表示されます。
ただし、相手の端末やフォント環境によっては「□」や「?」で表示される可能性もあるので注意しましょう。
つまり、旧字体を表示したい場合は「自分と相手の表示環境」も意識することが大切なんですね。
画像として表示する方法もアリ?
どうしても文字として表示できない場合、画像で代用するという手もあります。
例えば、パソコンで旧字体の「瀬」を表示・拡大・スクリーンショットして、それを画像としてスマホに保存すれば…
LINEのスタンプのように送ったり、資料に貼り付けたりできます。
| 手順 | 備考 |
|---|---|
| PCで旧字体表示→スクショ | WordやIMEパッドで表示してキャプチャ |
| スマホに転送して使用 | AirDropやLINE、Googleフォトなどを利用 |
少し手間ではありますが、確実に見た目を保てる方法として活用価値はありますよ。
変換が面倒?旧字体の「瀬」を効率よく使うコツ
変換や手書き入力で毎回旧字体の「瀬」を出すのは正直面倒ですよね。
この章では、一度入力した旧字体をもっとラクに再利用するための工夫をご紹介します。
単語登録機能で一発変換にする方法
Windowsでは、「単語登録」という機能を使って好きな文字列を一発変換できるようにできます。
これは、よく使うビジネス挨拶文や顔文字などを登録するのにも使われている便利な仕組みです。
- 旧字体の「瀬」をどこかで表示・コピーしておく
- タスクバーの「あ」「A」アイコンを右クリック
- 「単語の登録」をクリック
- 「単語」に旧字体を貼り付け、「よみ」は「せ」など任意でOK
- 「登録」を押して完了
これで、次からは「せ」と打って変換するだけで、旧字体の「瀬」がサクッと出てきます。
| 登録項目 | 入力内容 |
|---|---|
| 単語 | 𣶵(旧字体の「瀬」) |
| よみ | せ(好きな読みでOK) |
コピー用に旧字体を保存しておくテクニック
「登録まではしなくていいけど、たまに使う」という方には、コピー用に保存しておくのがおすすめです。
たとえば、以下のような方法があります。
- Wordやメモ帳に旧字体の「瀬」を保存しておく
- GoogleドライブやLINEの自分宛トークに貼っておく
- EvernoteやOneNoteなどのメモアプリにまとめておく
特にLINEの「Keep機能」は、スマホでも簡単にコピペできるので便利です。
| 保存先 | メリット |
|---|---|
| Word/メモ帳 | ローカル保存で安心 |
| LINE Keep | スマホですぐ使える |
| Googleドキュメント | PC・スマホ両対応 |
このように、自分の使いやすい形で「再利用しやすくする仕組み」を作っておくと、旧字体との付き合いがグッとラクになりますよ。
まとめ:スマホ・PCで「瀬」の旧字体を使いこなそう

この記事では、「瀬」の旧字体をスマホやPCで表示・入力するための方法を、徹底的に解説してきました。
ポイントを改めて振り返っておきましょう。
| 方法 | 対応端末 | 特徴 |
|---|---|---|
| 変換候補の「単漢字…」 | Windows | 名字入力などで出現することも |
| 文字コード「7028」 | Windows | F5キーで変換可能(Enterは押さない) |
| IMEパッド手書き | Windows | 少し手間だが確実性は高い |
| コピー&ペースト | スマホ・PC共通 | LINEやメール経由で簡単に共有 |
| 単語登録 | Windows | 一発変換が可能になる |
旧字体を扱うには多少の工夫が必要ですが、自分に合った方法を見つけてしまえば意外と簡単に使えます。
特に公的書類や名字などで旧字体を正確に使いたい方は、単語登録やコピー保存などの方法を活用するのがおすすめです。
スマホユーザーの方も、画像での表示やLINE Keepなどを上手に使って、「あの字、出せない…」という悩みから卒業しましょう。

