年賀状や祝い事の場面などで見かける「㐂」という漢字。
これは「喜ぶ」の旧字ともいわれる文字で、見た目のインパクトから「使ってみたい」と思う方も多いのではないでしょうか。
しかし、いざ入力しようとすると「変換できない」「どこにもない」といった壁にぶつかりがちです。
本記事では、そんな「㐂」の意味や読み方をはじめ、スマホやパソコンで確実に入力する方法を丁寧に解説しています。
手書き入力、コピー&ペースト、単語登録、IME辞書登録など、あらゆる入力方法をカバー。
この記事を読めば、誰でも「㐂」を自在に使えるようになります。
「出し方がわからない…」と悩んでいる方は、ぜひ最後までご覧ください。
喜ぶの旧字「㐂」とは?スマホやパソコンで使う前に知っておきたい基礎知識

「喜ぶの旧字」として紹介されることが多い「㐂(き)」という漢字。普段はあまり見かけない文字ですが、年賀状やお祝いの表現などで目にすることがあります。
この章では、そんな「㐂」の読み方や意味、そして「喜」との関係性をわかりやすく解説していきます。
「㐂」の読み方と意味は?
まず、「㐂」は「七」という漢字を3つ重ねてできた文字です。
これは「品字様(ひんじよう)」と呼ばれる特殊な構造の漢字で、「森(木3つ)」や「磊(石3つ)」などと同じ仲間です。
「㐂」は、日本語の音読みで「キ」と読み、意味は「喜」とほぼ同じ、「よろこび」を表します。
実際には、日常生活での使用頻度は低いですが、伝統的な表記や装飾的な意味合いで使われることが多いです。
| 漢字 | 読み方 | 意味 |
|---|---|---|
| 㐂 | キ | 喜び、祝いの気持ち |
| 喜 | キ/よろこ・ぶ | 喜び、うれしさを表す一般的な漢字 |
「喜」との違いと関係性は?
「㐂」は、「喜」の草書体(くずし字)に由来すると言われています。
つまり、「㐂」は「喜」をくずして書いたスタイルであり、意味や読みもほとんど変わりません。
ただし、Unicodeとしては別の文字コードが割り当てられており、入力や表示に制限があるため、通常の「喜」とは扱いが異なります。
このあたりが、スマホやパソコンでの入力を難しくしている大きな原因なんですね。
結論:「㐂」は「喜」と意味も読みも同じだが、装飾や古典的な文脈で使われる特別な文字。
「㐂」をスマホで入力するには?かんたんに出せる3つの方法
スマホで「㐂」を入力しようとしても、普通の変換ではなかなか出てきませんよね。
ここでは、誰でも簡単に「㐂」をスマホで出すための3つの方法を、写真付きで分かりやすく解説していきます。
手書き入力で「㐂」を出す手順(Android・iPhone共通)
一番手軽なのが、スマホのキーボードにある「手書き入力機能」を使う方法です。
例えば、Google製のGboardを使っている場合、次の手順で入力できます。
| 手順 | やること |
|---|---|
| 1 | キーボードの設定で「手書き入力」をONにする |
| 2 | 手書き入力画面で「㐂」を指でなぞって書く |
| 3 | 候補に「㐂」が出たらタップ |
表示されない場合は、キーボードアプリが対応していないか、手書き認識の精度が低い可能性があります。
アプリごとに設定方法が異なるので、設定画面を探してみてください。
コピー&ペーストで今すぐ使う方法
急ぎの場合は、ネット上で「㐂」の文字をコピーしてペーストするのが最も簡単です。
次のリンク先などから、文字を長押ししてコピーしましょう。
| やり方 | 説明 |
|---|---|
| ① 「㐂」を検索 | Googleなどで「㐂 コピー」などと入力 |
| ② 文字を長押し | コピーする(ペーストで貼り付け可) |
| ③ 必要な場所に貼り付け | メールやLINEなど |
この方法は一番手軽なので、まず試してみてください。
Gboardなどで単語登録する方法
「㐂」を頻繁に使うなら、単語登録をしておくと便利です。
設定は少しだけ手間ですが、1回やればあとは入力がラクになります。
| 手順 | やること |
|---|---|
| 1 | スマホの「設定」→「システム」→「キーボードと入力方式」へ |
| 2 | 使用中のキーボード(例:Gboard)をタップ |
| 3 | 「単語リスト」→「日本語」→「+」ボタンを押す |
| 4 | 「単語:㐂」「よみ:き」などと設定 |
登録後は「き」と入力するだけで、変換候補に「㐂」が出てきます。
一度登録すれば、以後は通常の変換と同じように扱えるのが魅力です。
「㐂」をパソコンで入力するには?WindowsとMacでの最適解

スマホと同様に、パソコンでも「㐂」はすぐに変換候補に出てこない文字です。
ですが、手順を押さえておけば、WindowsでもMacでも問題なく入力できます。この章では、その最適な方法を紹介していきます。
変換候補で出すにはどうする?日本語入力のコツ
WindowsでもMacでも、まず「よろこぶ」や「き」と入力して変換してみましょう。
環境によっては変換候補にすぐに「㐂」が出ることもありますが、出ない場合は次の方法を試してみてください。
| 入力 | 変換結果の例 | 対処法 |
|---|---|---|
| よろこぶ | 喜・歓喜・喜怒哀楽… | 「単漢字」などの詳細候補を開く |
| き | 木・気・期… | 変換候補をすべて表示し、スクロールして探す |
「単漢字」「すべての候補を表示」などのオプションを活用するのがポイントです。
IMEの単語登録を使って一発で変換する方法
もっとスムーズに「㐂」を出したいなら、単語登録がおすすめです。
Windows IMEでもMacの日本語入力でも、次のような手順で登録できます。
| ステップ | Windows(IME) | Mac |
|---|---|---|
| ① 単語登録を開く | 「あ」アイコンを右クリック →「単語の登録」 | システム設定→キーボード→ユーザー辞書 |
| ② 単語と読みを入力 | 単語:㐂 よみ:き | 単語:㐂 よみ:き |
| ③ 登録 | 「登録」ボタンをクリック | 「追加」ボタンをクリック |
これで「き」と入力すれば、すぐに「㐂」が変換候補に出てくるようになります。
一度登録すれば、文書作成や年賀状にもスムーズに使えますよ。
出てこない時の裏ワザ:単漢字・特殊文字から探す方法
どうしても「㐂」が変換で出てこない場合、特殊文字の一覧から探す方法があります。
Windowsなら「文字コード表(charmap)」を使うと見つかります。
| 手順 | やること |
|---|---|
| 1 | スタートメニューで「charmap」と検索 |
| 2 | アプリ「文字コード表」を起動 |
| 3 | フォント:MS明朝などを選択し、スクロールで探す |
| 4 | 「㐂」を見つけたらクリックしてコピー |
Macの場合は、メニューバーの「編集」→「絵文字と記号」からUnicodeを使って検索できます(U+3402)。
変換で出てこない時は「手で探す」という最終手段もある、というわけですね。
「㐂」が変換できない原因と対処法まとめ
ここでは、「㐂」がどうしても入力できないときに考えられる原因と、その対処法を紹介します。
スマホ・パソコンに共通する落とし穴もあるので、順にチェックしていきましょう。
環境依存文字ってなに?文字化けのリスクと見分け方
「㐂」は、いわゆる環境依存文字に分類されます。
これは、OSやアプリ、フォントなどの環境によって表示できるかどうかが変わる文字のこと。
環境依存文字は、次のような問題を起こすことがあります:
- 相手のスマホ・PCで文字化けする
- 変換候補にまったく表示されない
- 印刷時に別の記号に置き換わることがある
これらのリスクを避けたい場合は、「喜」などの一般的な文字に置き換えるのが無難です。
逆に、「㐂」をどうしても使いたい場面では、相手の環境でも表示されるか確認しておくと安心です。
機種やOSによる表示・入力の違いに注意
スマホやパソコンでは、機種・OSバージョン・キーボードアプリなどによって、変換できる文字が変わります。
例えば:
| 環境 | 表示・変換の状況 |
|---|---|
| iPhone(古いiOS) | 「㐂」が文字化けすることがある |
| Android + Gboard | 手書き入力なら対応している |
| Windows 10 | IME次第で変換できないこともある |
| Mac OS | ユーザー辞書に登録すれば安定して使える |
最新バージョンのOSやIMEを使うことで、変換成功率が高くなります。
また、キーボードアプリを変えてみる(例:ATOK → Gboardなど)ことで、入力できる文字の幅が広がるケースもあります。
変換できないときは「環境の違い」が関係している、と疑ってみるとスムーズです。
まとめ|「㐂(喜ぶの旧字)」を入力するならこの方法がベスト

ここまで、「㐂」という少し特殊な漢字について、その意味や背景、そしてスマホやパソコンでの入力方法を紹介してきました。
最後に、この記事のポイントを振り返りながら、どの方法が一番おすすめなのかを整理しておきましょう。
| 方法 | 特徴 | おすすめ度 |
|---|---|---|
| 手書き入力 | すぐに出せる/確実/直感的 | ◎(誰でも簡単) |
| コピー&ペースト | とりあえず一時的に使いたいとき | ○(手間いらず) |
| 単語登録 | よく使う人向け/一発変換可 | ◎(常用するなら最強) |
| 文字コード表から探す | 最終手段/探すのが大変 | △(上級者向け) |
「㐂」は、一般的な変換ではなかなか出てこない漢字ですが、ちょっとした工夫で確実に入力できるようになります。
特に、スマホでは「手書き」や「単語登録」、パソコンでは「IME登録」や「単漢字表示」が便利です。
年賀状、表札、慶事など、ちょっと特別な場面で使いたい「㐂」。
この記事で紹介した方法を使えば、いつでも自信をもって入力できます。
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