「多」の旧字である「𠁁」をスマホやパソコンで入力したいけど、どうやって出すの?そんな疑問を感じたことはありませんか?
この記事では、「𠁁(U+20041)」のような旧字体を、iPhone、Android、Windows、Macといったさまざまな端末で入力・表示する方法をわかりやすく解説します。
さらに、旧字が表示されないときの対処法や、他の旧字体を効率よく使うための便利ツール、注意すべきマナーまで完全網羅。
これさえ読めば、旧字の扱いに困ることはなくなります。普段使いはもちろん、正式な文書や人名などで旧字を使いたい方に向けて、やさしく丁寧に解説していますので、ぜひ参考にしてください。
「多」の旧字をスマホやPCで出す方法とは?

この記事では、「多」の旧字をスマートフォンやパソコンで入力・表示する方法を詳しく解説します。
普段は目にすることの少ない旧字体ですが、正式な文書や名前の表記など、意外と必要になる場面もありますよね。
「多」の旧字って何?どんなときに使われるの?
「多」の旧字は、異体字の一種で、かつて正式に使われていた漢字の形を指します。
現在の常用漢字「多」に対し、旧字では「𠁁(U+20041)」という字形が使われることがあります。
これは、特に人名や歴史資料など、正確な表記が求められる場面で使われることが多いです。
| 文字の種類 | 字形 | 用途 |
|---|---|---|
| 現在の「多」 | 多 | 一般的な表記(常用漢字) |
| 旧字(異体字) | 𠁁 | 人名・歴史文書・専門書など |
iPhoneで「多」の旧字を入力する方法
iPhoneで旧字体を入力するには、次のような方法があります。
- App Storeで「UniChar」や「Unicode Pad」などの特殊文字入力アプリをダウンロードする。
- アプリ内で「𠁁(U+20041)」と検索してコピー。
- 必要な場所に貼り付けて使う。
標準の日本語キーボードでは変換できないため、特殊文字アプリが最も現実的な手段になります。
Androidで「多」の旧字を入力する方法
Androidでも、基本的には外部アプリの力を借りる必要があります。
- 「Unicode CharMap」「Unicode Pad」などをGoogle Playからインストール。
- アプリ内で「𠁁」を検索してコピー。
- LINEやメールなどに貼り付けて使用。
Androidは機種やOSにより表示に差が出ることもあるので、事前に表示確認をしておくと安心です。
Windows PCで「多」の旧字を入力する方法
Windowsでは、「IMEパッド」や「文字コード入力」が便利です。
- 「Windowsキー+.(ピリオド)」で絵文字パネルを開く(Windows 10以降)。
- または「IMEパッド(文字一覧)」からUnicode入力に切り替える。
- 「20041」と入力し、𠁁を選択する。
また、Wordなどでは「U+20041」と入力後、「Alt+X」で変換することも可能です。
| 方法 | 手順 |
|---|---|
| IMEパッド | Unicode指定 → 20041 |
| Wordで変換 | U+20041 → Alt+X |
Macで「多」の旧字を入力する方法
Macでは「文字ビューア」からUnicode入力ができます。
- メニューバーの「編集」→「絵文字と記号」を選択。
- 検索窓に「20041」と入力。
- 表示された𠁁をダブルクリックで入力欄に挿入。
一度使えば、最近使った文字としてすぐ呼び出せるので、入力効率もアップします。
注意:旧字の表示には、環境によって対応していないフォントもあります。表示されない場合は、フォントの切り替えを試してみましょう。
どの端末でも、「𠁁」はUnicode「U+20041」で入力・表示が可能です。変換できない場合は、このコードを使って探してみてください。
「多」の旧字が表示されない原因と対処法
せっかく入力した旧字体が、なぜか「□」や「?」などの記号に変わってしまうこと、ありますよね。
この章では、旧字が表示されない原因と、その具体的な対処法を解説していきます。
そもそも旧字は全端末で表示できるの?
結論から言うと、旧字は全端末で必ずしも表示できるわけではありません。
表示できるかどうかは、主に以下の要因に左右されます。
| 要因 | 内容 |
|---|---|
| 端末のOSバージョン | 古いOSではUnicodeの対応範囲が狭く、旧字が未対応の場合あり |
| 使用しているフォント | 日本語フォントでも旧字を含まないものが多い |
| 閲覧アプリの仕様 | アプリ側が文字コードに対応していないと表示不可 |
つまり、旧字が使えるかどうかは「文字を送る人」だけでなく「見る人の環境」にも左右されるということです。
フォントの違いが原因?よくある表示トラブルとその対処法
旧字が「四角い枠」などで表示される原因の多くは、使っているフォントがその文字をサポートしていないことです。
このような場合は、次のような対処法が有効です。
- フォントを「Noto Serif CJK」や「源ノ明朝」など、Unicode対応が広いものに切り替える。
- PDFや画像などに変換して共有する(相手側の環境に依存しない)。
- 必要に応じて、文字の画像キャプチャを添付する。
WindowsやMacでは、Wordやメモ帳などのフォント設定を変えることで対応できることもあります。
他人に見せたいときの注意点(SNS・メール・PDFなど)
旧字を使う際にもっとも注意すべきなのが、「他人の端末で正しく表示されるかどうか」です。
たとえばSNSやメール、LINEなどでは、送信した旧字が文字化けしてしまうケースがよくあります。
| 使用シーン | 推奨される対策 |
|---|---|
| メール | 文字化け防止のため、画像に変換して添付 |
| LINE・SNS | 表示確認済みの絵文字・旧字体を使うか、画像で補足 |
| フォント埋め込み設定をONにして出力する |
確実に伝えたい場合は「画像化」「PDF化」が最も安全です。
相手の環境に依存しない表現手段を使うことで、旧字の意味や意図が正しく伝わります。
「多」の旧字以外も出せる?入力・表示のコツ

「多」だけでなく、他の旧字体も使いたくなること、ありますよね。
この章では、旧字体をもっと自由に入力・表示するための便利なテクニックやツール、注意点を紹介します。
他の旧字体も入力できる?便利な変換テクニック
旧字体には「體(体)」「學(学)」「舊(旧)」など、日常的によく見かけるものもあります。
これらは、通常の日本語入力でも「旧字体」や「旧字」と入力して変換候補に表示されることがあります。
- IMEで「たい」と入力 → 「體」が変換候補に表示されることも
- 「きゅうじ」や「ふるいじ」と入力 → 「舊」「舊字」などに変換
- Windows IMEやGoogle日本語入力では、「学 旧字」などのワードで検索するのも有効
| 現代の漢字 | 旧字体 | 変換ワード例 |
|---|---|---|
| 体 | 體 | たい、体 旧字 |
| 学 | 學 | がく、学 旧字体 |
| 旧 | 舊 | きゅう、旧字 |
読み方+「旧字」や「旧字体」で検索すると、変換候補が出やすくなるのがコツです。
旧字一覧を見ながら入力できる便利ツール
旧字体を体系的に調べたいときは、オンラインツールがとても便利です。
以下のようなサイトを活用すると、Unicodeや字形を一覧で確認できます。
- 「漢字ペディア」(公益財団法人 日本漢字能力検定協会が運営)
- 「文字コード表(Unicode一覧)」:U+4E00〜U+9FFFなど漢字領域を網羅
- 「異体字セレクタ」対応のWebツール:JIS外漢字も調査可能
また、「Unicode Pad」「UniChar」などのスマホアプリでも、旧字体を簡単に探してコピーすることができます。
| ツール名 | 特徴 |
|---|---|
| 漢字ペディア | 日本語解説が豊富で、旧字体の意味や成り立ちもわかる |
| Unicode一覧サイト | コードから漢字を探せる。専門性は高め |
| UniChar(スマホアプリ) | 検索とコピーが簡単。SNS投稿にも便利 |
旧字を使うときのマナーと注意点
旧字体は便利ですが、使う場面によっては誤解や不便を招くこともあるので注意が必要です。
- 書類提出時は、提出先が旧字体に対応しているか事前に確認する。
- SNSやチャットでは、相手の環境によって文字化けする可能性を想定する。
- 履歴書や公的な文書では、指定がない限り常用漢字を使うのが無難。
逆に、歴史資料や伝統的な文脈で使用する場合は、旧字を正しく使うことで品格や正確さを示すことができるというメリットもあります。
要は「場に応じて使い分けるセンス」が大切ということですね。
まとめ:旧字入力は意外とカンタン。正しく使ってスマートに伝えよう
ここまで、「多」の旧字を中心に、スマホやPCでの入力・表示方法、トラブルへの対処法、さらには他の旧字の活用テクニックまでを紹介してきました。
難しそうに感じていた旧字入力も、やってみると意外とシンプルだったのではないでしょうか。
| ポイント | 要点 |
|---|---|
| 入力方法 | スマホやPCでUnicode入力や外部アプリを使えば対応可能 |
| 表示トラブル | フォントと環境をチェック、PDFや画像にすれば確実 |
| 他の旧字も | 読み方+「旧字」で変換、またはツール活用が便利 |
とはいえ、相手の環境次第では文字化けの可能性もあるため、必要に応じて「伝わる工夫」をすることも大切です。
その一方で、正しく旧字を使いこなせると、場にふさわしい表現ができたり、歴史的な文脈が際立ったりと、表現の幅がぐんと広がります。
「旧字=面倒」ではなく、「旧字=こだわり」と捉えることで、スマートに使いこなせるようになりますよ。

