「西村」「西田」などの名前で使われる、中の棒がまっすぐな『西』の旧字体(覀)。
スマホやパソコンで入力しようとしても、変換候補に出てこなくて困ったことはありませんか?
この記事では、「覀」をスマホやPCでスムーズに入力・表示するための方法を、初心者にも分かりやすく解説します。
ユーザー辞書の登録方法から、無料で使える特殊フォントの紹介、そして文字化けを防ぐための共有時の注意点まで、40代以上の書類作成中の会社員の方でもすぐに使える実践情報をまとめました。
「文字コード?フォント?」と戸惑う必要はありません。このページを読めば、誰でも「まっすぐな西」を自在に使えるようになります。
今すぐチェックして、スムーズに書類作成を進めましょう。
スマホで「まっすぐな西の旧字」を出す方法はある?

この記事の読者の多くは、スマホで書類を作成中に「西」の旧字体、特に中の棒がまっすぐなバージョンを入力したいと考えているはずです。
ですが、標準の変換機能ではなかなか見つからない文字ですよね。
ここでは、スマホで「まっすぐな西の旧字(覀)」を入力するための具体的な方法を、分かりやすくご紹介します。
結論:「覀(まっすぐな西)」は通常の変換では出せない
まず結論から言うと、「西村」「西田」などで使われるような、中の棒がまっすぐな『西』は、スマホの日本語変換では通常の変換候補に表示されません。
例えば、「にし」や「たてにし」と入力しても、目的の文字が出てこないのが現状です。
また、Simejiなどの有名なキーボードアプリを使っても対応していません。
ユーザー辞書を使えばスマホで入力可能になる
とはいえ、まったく方法がないわけではありません。
実は、「覀(まっすぐな西)」という文字をユーザー辞書に登録することで、スマホでも簡単に呼び出して使えるようになります。
この方法なら、一度設定すれば今後ずっとスムーズに入力できるようになりますよ。
| 入力方法 | 変換候補に表示される? |
|---|---|
| 「にし」や「たてにし」と入力 | 表示されない |
| ユーザー辞書に登録 | 表示される(登録語として) |
スマホへの追加手順【iPhone編】
ここではiPhoneを使って「覀」をユーザー辞書に登録する方法をご紹介します。
Android端末でも基本的な流れは似ていますが、画面の場所や名称が少し異なる点にご注意ください。
- まず、Safariなどで「覀」という文字をコピーしておきます。
- 次に、「設定」→「一般」→「キーボード」→「ユーザー辞書」へ移動。
- 画面右上の「+」ボタンをタップ。
- 単語欄にコピーした「覀」を貼り付け、よみ欄に「にし」などの読みを入力。
- 画面右上の「保存」をタップすれば完了です。
これで、スマホで「にし」と入力したときに、変換候補として「覀」が表示されるようになります。
一度登録しておけば、あとはいつでも使えるのでとても便利です。
パソコンで「西」の旧字体を出す3つの方法
スマホと違って、パソコンではもう少し多様な方法で「まっすぐな西の旧字(覀)」を表示できます。
ここでは、文字コード、フォント変更、特殊な明朝フォントを活用した3つの手法をご紹介します。
書類作成中のあなたにとって、どれが最も手軽かを比較して選べるようにまとめています。
文字コード「8980」を使って変換する方法
Windows10や11を使っている場合、「8980」と入力してF5キーを押すと異体字「覀」が候補として出てくる場合があります。
ただし、これは日本語入力が「ひらがな入力モード」になっていることが前提です。
- メモ帳などのテキストエディタを開く
- 全角ひらがな入力モードで「8980」と入力
- F5キーを押して変換候補に「覀」が出れば選択
直接入力モード(英数字入力)では変換できないので注意してください。
| モード | 変換成功の可否 |
|---|---|
| ひらがな入力モード | ○(F5で変換可) |
| 直接入力モード | ×(変換不可) |
特殊フォントを使って表示する方法
「HGP行書体」「AR行書体B04」など、まっすぐな『西』に対応しているフォントを使えば、自然な形で表示できます。
ただし、これらのフォントは有料のものが多いため、業務用にフォントを導入している方向けです。
文字全体のバランスも取れており、美しい書式が求められる場面ではおすすめです。
「IPAmj明朝フォント」を活用する方法
無料で利用できる「IPAmj明朝フォント」は、まっすぐな『西』を含む多くの異体字に対応しています。
このフォントは、一般社団法人文字情報技術促進協議会のサイトからダウンロード可能です。
- 「IPAmj明朝フォント」をダウンロードしてパソコンにインストール
- 文字情報基盤検索システムで「覀」を検索してコピー
- Wordやメモ帳で、フォントを「IPAmj明朝」に設定して貼り付け
無料で文字化けせずに使える最も安定した方法です。
| 方法 | 費用 | 安定性 |
|---|---|---|
| 文字コード入力 | 無料 | やや不安定(ソフトにより異なる) |
| 特殊フォント(有料) | 有料 | 高い(美しい表示) |
| IPAmj明朝 | 無料 | 安定して表示可能 |
「まっすぐな西」が正しく表示されない理由

せっかく入力した「まっすぐな西(覀)」が、なぜか他の人のスマホやパソコンでうまく表示されないことってありますよね。
実はこれ、あなたの端末では問題なく表示されていても、相手の環境次第で文字化けしてしまう可能性があるんです。
ここでは、その理由をわかりやすく解説します。
標準フォントでは異体字に未対応なことが多い
「覀(まっすぐな西)」のような文字は、Unicode(世界標準の文字コード)には登録されていても、すべてのフォントで正しく表示されるわけではありません。
特にスマホや安価なパソコンでは、文字を表示するフォントが標準的なものしか搭載されていないため、異体字に対応していないケースが多いです。
その結果、表示されるのは以下のようになります:
| 端末のフォント環境 | 表示結果 |
|---|---|
| IPAmj明朝など異体字対応フォント | 正しく「覀」と表示 |
| 標準フォント(MSゴシックなど) | 「〓(ゲタ記号)」や空白になる |
つまり、相手のフォント環境によっては文字が正しく読めないというリスクがあるのです。
ネットや他人の端末では文字化けする可能性も
メールやSNSに「覀」の文字を含めて送った場合、相手の端末で正しく表示されるとは限りません。
特にネット上では、投稿先のサービス側が対応フォントを制限していることも多く、文字が「?」や「〓」に変わることがあります。
さらに、印刷会社や役所に提出するPDFなども、フォントの埋め込みがなければ意図通りに印字されないという事態も起こりえます。
そのため、正式な文書に使用する際は以下の点に注意しましょう:
- PDFにする場合はフォントを埋め込む設定を使う
- Wordなどでは文字化けしないフォントを指定する(例:IPAmj明朝)
- 他人に見せる前に別の端末で表示を確認する
表示トラブルを避けるには、「フォント選び」と「共有方法」がカギです。
注意点とよくある疑問への回答
「まっすぐな西(覀)」を使いたいと思っても、実際に使う場面で「これって本当に使っていいの?」と疑問に感じることも多いですよね。
ここでは、そんなよくある疑問に丁寧に答えていきます。
「西村」などの氏名で旧字体を使うべき?
まず、多くの人が気になるのが「名前に使われている『西』は、この旧字体(覀)で書くべきなのか?」という点ですよね。
結論からいうと、戸籍や住民票など公的文書で旧字体が記録されている場合は、その字体を使う必要があります。
一方で、日常的な書類やビジネス文書では、通常の「西」を使っても問題ありません。
| 文書の種類 | 推奨される表記 |
|---|---|
| 戸籍・住民票・銀行口座など | 戸籍通りの旧字体(覀) |
| メール・社内文書・書類メモ | 通常の「西」でも可 |
重要な場面では、必ず元の書類を確認することがポイントです。
スマホやPCで変換候補に出ないのはなぜ?
この文字は、通常の漢字変換に含まれていない「異体字(いたいじ)」というカテゴリに属しています。
異体字とは、同じ意味を持つが形の異なる漢字のこと。
「西」と「覀」は形が違っても同じ音・意味を持つため、システム側では「わざわざ出す必要がない文字」と扱われがちなんです。
そのため、SimejiやGboardといったキーボードアプリでも、検索しても変換候補に出ないというわけですね。
他人に文字が伝わらないリスクはある?
あります。
というのも、「覀」が表示されるかどうかは相手のフォント環境に左右されるからです。
たとえば、メールで送っても相手のスマホで「〓(ゲタ記号)」に化けてしまうこともあります。
そのため、次のような対策を心がけましょう:
- 文字化けの可能性がある場合は「西(まっすぐ)」という注釈を添える
- 画像やPDFで共有して、文字が変わらない形式にする
- 初めて使う相手には、簡単に意味を伝える一言を加える
相手に伝える工夫こそが、旧字体活用のカギです。
まとめ|「まっすぐな西」の旧字体を使うためにできること

ここまで、スマホやパソコンで「まっすぐな西」の旧字体(覀)を入力するための方法を、いろいろとご紹介してきました。
最後に、情報を整理しつつ、実際にどう行動すればよいかをまとめます。
まず覚えておきたいのは「通常の変換では出ない」こと
多くの人が最初につまずくのが、「にし」と入力しても目的の文字が出てこないという点です。
これは「覀」が異体字として分類され、標準の変換候補には含まれていないためです。
スマホでは「ユーザー辞書」で解決できる
スマホで入力したいなら、ユーザー辞書に『覀』を登録するのが最も簡単で確実な方法です。
iPhoneなら「設定 → 一般 → キーボード → ユーザー辞書」から登録が可能です。
パソコンでは用途に応じて3つの手段がある
- 文字コード「8980」+F5キーで変換(メモ帳など)
- 特殊フォントを利用して自然な見た目に
- IPAmj明朝フォントを使って安定表示
それぞれ一長一短がありますが、無料で始めるならIPAmj明朝フォントがもっともおすすめです。
共有時は「文字化けリスク」に注意
「覀」は相手の端末やブラウザによっては正しく表示されない可能性があります。
そのため、正式な提出物や共有物にはPDFや画像形式で保存・送信するのが安全です。
| 場面 | おすすめの方法 |
|---|---|
| スマホで入力したい | ユーザー辞書に登録 |
| パソコンで書類作成したい | IPAmj明朝フォント+コピー&ペースト |
| 他人と共有・提出したい | PDFや画像で送信 |
旧字体は正確に扱えば、きちんと伝わります。
スマホやPCの機能を活用して、必要な場面でうまく使っていきましょう。

